ドロップハンドルが似合うショベルリジットなボバー♪

春や秋は過ごしやすい季節のため天気が良い日は出掛けたくなります。それと同じで真夏真冬よりもバイク屋もにぎわっていますので、週末はお時間をたっぷり取って頂きご来店下さいませ。

ご購入時の当初のイメージは全く面影が無くなるほどcustomされましたショベルボバー様。当初のままである部品はタイヤくらいかもしれません。今回もまた変更を加えて追及させて頂きます！

レーサーなどで採用されるドロップハンドルですが、オーナー様の好みに体勢となるようお打ち合わせを繰り返して完成しました。ガソリンタンクに干渉することもあり、タンクをナロー化して追求したハンドルです。

上から見るととても細いタンクです。容量なんて気にせず見た目の好みを最優先してカスタムしています。SUキャブレターの場合は燃費15~20kmほどですので、慣れれば何とかなると思います。

グリップエンドから生えているブレーキレバーは希少な存在。自転車の世界ではよく見かけるstyleではありますがオートバイにおいては見かけることはホボありません。

シートに近づけられるメリットもありますが、ライザーとしてのDesignは特徴的で存在感強めです。真鍮製品ですのでヤレてくる姿もきっとカッコいいことと思います。

ハンドル周りだけでも紹介したい部品がたくさんありますが、ハンドル中央のステムナットには彫金をほどこして目を引きます。

プレーンな丸型ミラーも彫金をすることで一気に印象が変わります。車体のどこにも彫金が無い方もココだけ入れるのもワンポイントで有りかと思います。

カスタムペイントもとても手が混んでいて高級な雰囲気を作っています。ゴールドリーフとシルバーリーフが絡み合って陰影も深く、ぜひ近くでも見て頂きたい作品です。

タンクキャップにはオーナー様が持ち込んでくださったヴィンテージなコインを埋め込みました。これもナイスアイデアです。

タンクをマウントするブラケットも普通とは違ったデザインを作りました。クロームメッキをして存在感をアピール。

タンク後方のマウントは逆に目立たないよう下部を利用してあえて静かめに。

ガソリンコックにはオーナー様による工夫がなされてました。こんな小さな部分ですが、このワンポイントがカッコいいと思います。

ショベルヘッドエンジンを単体で見るだけでもゴージャスです。真鍮部品もありキャブレターの彫金もあり。

これは何でしょうか？通常では存在しないツインプラグ加工がされたシリンダーヘッドですが、プラグコードが繋がれていることでインパクトがあります。

ゴム製のキャップを使わずに真鍮ネジで固定。ヴィンテージなstyleはデメリットもありますがイイ雰囲気です。

コイルも二連ですのでドロップハンドルのイメージに合い、レーシーな質感が強めに出ています。また、一個のコイルが損傷してももう一個が生きていれば走ります♪