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CT110(ホンダ)

ホンダ/CT110

今や若者からベテランライダーまで、年齢や性別を問わず人気モデルの1つとなっているのが、2020年に登場した「CT125・ハンターカブ」。バイクに興味のある人なら知っているだろうが、実は1980年代にも、CTの名を冠したバイクが発売されている。それが、1981年発売の「CT110」だ。現行モデルのハンターカブほどの台数はないが、探せばまだまだCT110も見つかる。「トレッキングバイクに乗りたいけど、ハンターカブはよく見かけるので、他の車両にしたい」「人とちょっと違うバイクに乗りたい」。そういう人は、CT110を探してみるのもいいかもしれない。

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1980年代のトレッキングバイク3兄弟の末弟「CT110」

今や、若者からベテランライダーまで、年齢や性別を問わず人気車種の一つとなっているのが、2020年に登場した「CT125・ハンターカブ」。バイクに興味のある人なら知っているだろうが、実は、1980年代にも、CTの名を冠したバイクが発売されている。それが、1981年発売の「CT110」。

このCT110が発売された頃は、バイクが一大ブームになっており、各メーカーから様々なバイクが発売されていた。ホンダからは、排気量別に250ccの「シルクロード」、125ccの「イーハトーブ」と、トレッキングバイクが発売されており、トレッキングバイクの第3弾、かつトレッキングバイクの入門モデルとして開発され、市場に登場したのがCT110。スーパーカブをストリップにしたようなフォルムにアップタイプのマフラー。形を見れば一目で分かるように、現モデルのCT125には、CT110が色濃く反映されている。知らない人が見たら、見分けがつかないのではないだろうか。

搭載されていたエンジンは、空冷4サイクル単気筒の105cc。自動遠心クラッチの4速ミッションで、中低速で力強さを発揮する出力特性。登坂能力は約20度。そのため、CT125同様に道を選ばず、どこにでも走りに行けた。また、大型キャリアも標準装備されており、キャンプ道具一式を積み込んでキャンプツーリングを楽しむ姿もよく見られたものだ。

現行モデルのCT125ほどの台数はさすがにないが、探せばまだまだCT110も見つかる。「トレッキングバイクに乗りたいけど、CT125はよく見かけるので、他の車両にしたい」「人とちょっと違うバイクに乗りたい」。そういう人は、CT110を探してみるのもいいかもしれない。