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モンキー125(ホンダ)(4ページ目)

ホンダ/モンキー125

HONDAの「モンキー」と言えば50ccが長年に渡る名車として有名だが、2018年に排気量を上げ「モンキー125」として帰ってきた。往年のモンキーの良さを踏襲しつつも以前より大きく力強さを増したモンキーはこれからも多くのファンに愛され続けていくだろう。

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遊び心も排気量もスケールアップして復活! 「モンキー125」

2017年に生産終了がアナウンスされ、惜しまれつつも同年8月に姿を消したホンダのレジャーバイク「モンキー」。それから約1年後の2018年7月、125ccに排気量アップしてモンキーが帰ってきた。それが「モンキー125」。

50cc時代の「シンプル」「コンパクト」「愛らしさ」というモンキーの魅力はしっかり踏襲。なおかつ、心臓部は75ccも増え、ちゃんと125ccのバイクとしても楽しめるパワフルさも併せ持つ。とは言っても125cc。以前のモンキーから見ると、サイズ感は『大猿』と言えるような全長1710mm。2017年に発売された「モンキー・50周年スペシャル」が全長1365mmなので、比べると345mmも大きくなっている。しかし、パワーが6PSも上がっているので、乗ってみると、むしろちょうどいいコンパクト感のあるボディサイズという印象だ。実際、「GROM」よりも45mmほど全長が短い。前のモンキーから比べると大きいが、ほかと比べればコンパクトなのだ。それでもホイールベースが1155mmあるので、安定感と安心感のある走行が楽しめる。

デザインは前後が短くて上下にボリュームのある、モンキーらしい台形シルエット。フレームはバックボーンフレーム、フロントフォークは倒立タイプ、スイングアームは強度を確保した専用設計、ブレーキは前後ディスク、タイヤは12インチのブロックパターン、フロントブレーキにアンチロックブレーキシステムを採用したタイプ設定などなど、従来のモンキーっぽい姿でありながら、各部にはしっかりと今の技術が採用されている。単なるノスタルジックなバイクではないのだ。

なんと言っても、原付二種には30km/hの速度制限や二段階右折がない。タンデムステップがないので乗車定員は1名だが、ボディが大きくなった分、荷物が多く積載できる。シートには高密度ウレタンが採用され、ほどよい固さとクッション性があるから、モンキー125をツーリングに使用しても疲れにくい。全体的に、レジャーバイクとして使い勝手が向上していると感じられる。そんな、遊び心も排気量もスケールアップして戻ってきたモンキー125。原付二種クラスを買うなら要チェック。