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フォルツァ(ホンダ)(3ページ目)

ホンダ/フォルツァ

フォルツァは、落ち着いたスタイルなどから高めの年齢層に人気が高かったフォーサイトと並行販売する形で、若年層をターゲットにスポーティーに仕上げられ登場した。エンジンはフォーサイトをベースとしたもので、21psから22ps/7000rpmへ出力アップ。変速タイミングを2段階に変化させるハイパーベルコンシステムや、同年7月に登場のフォルツァSに採用されたアイドルストップシステムなど先進機能を満載し、また、フォーサイトにも採用された前後連動ブレーキに加え、「S」にはABSも装備。他車では見られなかった2眼式ヘッドライトやリアスポイラーを採用した外観デザインにより、一躍人気モデルとなった。

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スポーティーなスタイルで差別化を図った「フォルツァ(MF06)」

250ccクラスのビッグスクーターの先駆者は1980年代に登場したフュージョン(MF02)やフリーウェイ(MF03)となるが、ブームの火付け役は1995年に登場したマジェスティ250(4HC)であることは周知の事実。ビッグスクーターがブームからひとつのカテゴリーとして確立されたのは、1997年のフォーサイト(MF04)や1998年のスカイウェイブ250(CJ41A)といったライバル車が続々と登場したことによるものだ。そんなマジェスティも1999年にはSG03J型にモデルチェンジし、競争はさらに過熱。ホンダは落ち着いた雰囲気のフォーサイトに加えスポーティーなフォルツァ(MF06)を追加することで対抗していった。

エンジンはフォーサイトをベースとしたもので21psから22ps/7000rpmへ出力アップ。変速タイミングを2段階に変化させるハイパーベルコンシステムや、同年7月に登場のフォルツァSに採用されたアイドルストップシステムなど先進機能を満載し、また、フォーサイトにも採用された前後連動ブレーキに加え、「S」にはABSも装備。他車では見られなかった2眼式ヘッドライトやリアスポイラーを採用した外観デザインは、より若い年齢層をターゲットにしたもので、一躍人気モデルとなった。

2001年にはリアにトップボックスを標準装備した「T」(ツーリング)と「ST」(スポーツツーリング)も追加され、合計4タイプとなった。2003年3月には、当時のカスタム事情を考慮し、ショートスクリーンやメッキハンドル、バックレストを装備した「タイプX」を追加。また、8月にはタイプXスペシャルとして、エンジンや足回りなど各部をブラック塗装にし、マルチグラデーションストライプ(光の当たり具合で変色発光する)を採用。2004年にはMF08型へとモデルチェンジし、人気が再燃していたフュージョンとともにビッグスクーターを牽引していくことになる。