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GB500TT(ホンダ)

ホンダ/GB500TT

「ネオレトロ」の響きがしっくりくるGB500TTは、1960年代を意識したクラシカルなカフェスタイルをそのまま具現化したようなバイクになっている。GBシリーズ最大の498cc・空冷・4サイクルOHC4バルブ単気筒エンジンは、軽快すぎず重厚すぎず、右手をひねると小気味良いサウンドを聴かせながら、167kgのボディを気持ちよく加速させていく。この“気持ちよさ”がGB500TTの魅力。リッタークラスの経験者だと「たかが500cc」と思うだろうが、ピストンは1つ。マルチシリンダーとは違った独特のトルク感があり、エンジン内の1回ずつの爆発が加速を通して楽しめる、というような感覚なのだ。

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ネオレトロの先輩? 1960年代を意識した1980年代のカフェスタイル「GB500TT」

近頃、話題のキーワードと言えば「ネオレトロ」。これは、クラシカルな外観と最先端技術が融合したモデルを指す。例を挙げれば、トライアンフの「ボバー」。1950年代の彷彿とさせる外観ながら、先進の電子式ライド・バイ・ワイヤ・システムが採用されるなど、その中身はバリバリの最新型だ。

このボバーのように、往年のモーターサイクルに思いを馳せるようなモデルは以前から存在している。そのひとつが1985年に発売されたホンダ「GB500TT(ツーリスト・トロフィー)」だ。

GBシリーズは、1960年代にイギリスで活躍したロードレース仕様のスタイルが大きな特徴で、GB500TTはシングルシートでカフェスタイルが強調されているモデルだ。

GBシリーズ最大の498cc・空冷・4サイクルOHC4バルブ単気筒エンジンは、軽快すぎず重厚すぎず、右手をひねるとスタタタタタンと小気味良いサウンドを聴かせながら、167kgのボディを気持ちよく加速させていく。この“気持ちよさ”が、GB500TTの魅力。リッタークラスの経験者だと「たかが500cc」と思うだろうが、ピストンは1つ。マルチシリンダーとは違った独特のトルク感があり、エンジン内の1回ずつの爆発が加速を通して楽しめる、というような感覚なのだ。

また、もとからカフェスタイルなのでカスタムベースにも適したモデルで、乗る人の思い思いのカタチを楽しめる。さらに、レアな部類のバイクなので、ほかの誰とも違うバイクに乗ってみたいという人にもおすすめの1台だ。