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スカイウェイブ650(スズキ)

スズキ/スカイウェイブ650

スカイウェイブ650は、世界初となるMTモード付き電子制御CVTを採用して登場した。同モデルは、「スカイウェイブ」というシリーズ名は受け継いでいるが、量産スクーターでは世界最大排気量638ccのエンジンを搭載したフラッグシップらしい豪華な装備を誇ったモデルとなった。

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MTモード付き電子制御CVTを世界初採用した「スカイウェイブ650(CP51A)」

「ビッグスクーター」ではなく「大型スクーター」元年となった2001年。3月にはシルバーウイング600(PF01)が発売され、8月にはTMAX(SJ02J)の国内仕様が登場した。コンセプトは異なるが、どちらも250ccクラスビッグスクーターの兄貴分というものではなく、完全な別物である点は共通している。やや遅れて登場したスカイウェイブ650(CP51A)も250ccクラスとは一線を画し、「スカイウェイブ」というシリーズ名は受け継いでいるが、量産スクーターでは世界最大排気量638ccのエンジンを搭載したフラッグシップらしい豪華な装備を誇ったモデルとなった。

バイクで世界初搭載となった電子制御CVTは、スクーターで一般的な遠心式Vベルト自動無段変速方式ではなく、アクチュエーターモーターとギアがプーリー径を変化させ、自動的にシフトアップしていく。マニュアルモードではボタン操作で変速でき、スポーティーな走りも楽しむことができる。また、スクーター初となるラジアルタイヤの装着も、高次元の走りを実現する一役を買っている。外観はボリュームを感じるが、数値上はスカイウェイブ250と変わらず、扱いやすさや利便性は損なわれていないのも特徴である。

2004年には、ABSや電動格納式ミラー、シーシーバー等を装備した豪華グレードのスカイウェイブ650LXを追加。2005年に標準・LXともにイモビライザーを標準装備し、MTモードを5段から6段に変更。同時に、LXは電動スライド式フロントスクリーンを新採用した。2007年には、平成19年排ガス規制適合のため、FIスロットルバルブを1枚から2枚とし、大型触媒やO2センサー&アイドルスピードコントロールを追加した。型式はCP52Aとなっている。最終的にはスカイウェイブ650LXのみとなり、上級クルーザーとしての存在感を強めていくことになる。