TZ250(ヤマハ)
ヤマハ/TZ250
世界GPにおいて、1972年、1973年と2年連続してGP250のチャンピオンを生み「世界最強の市販レーサー」と呼ばれた『TD-3』の後継モデルとして登場した『TZ250』。ピストンバルブの2ストローク・並列2気筒までは『TD-3』と同じだが、性能の安定化や耐久性向上を図り、水冷化されるとともに乾式クラッチも新たに採用された。排気量違いの『TZ350』も発売され、世界中のプライベーターから絶大なる支持を得た『TZシリーズ』の礎となったモデルが『TZ250』だ。他メーカーの躍進もあり、一時期、苦戦を強いられたが、1981年にYPVSを装備した新型エンジンを得て、再びレースシーンの中心となった。
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