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NIKEN(ヤマハ)

ヤマハ/NIKEN

新しい3輪車のモデルを確立したのがこの「NIKEN」。エンジンはMT-09をベースにしたものを使い、旋回性能も高く、リーンアングルはなんと45度を実現。スリッパークラッチ・クイックシフト・トラクションコントロールといったヤマハの電子制御の粋が詰まった一台に仕上がっている。

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インパクトの強さナンバーワン。LMWのスポーツモデル「NIKEN」

リーニング・マルチ・ホイール(LMW)の「TRICITY125(トリシティ125)」が発表された時、「ナニコレ」と話題になったが、そのLMWのスポーツモデルが「NIKEN(ナイケン)」。左右にヒラヒラと舞い、コーナーを抜けていく動画が公開された時には、見る者に衝撃を与えた。

ナイケンには、トリシティの機構を進化させた新しいステアリング機構「LMWアッカーマン・ジオメトリ」が採用されており、フロント2輪が旋回方向に常に向いているので同心円を描くため、通常の二輪車同様の自然な操舵感が得られる。なおかつ、外側片持ちフロントサスペンション、410mmのトレッド、2軸ステアリング機構により、リーンアングルは45度を確保。

そのほか、アシスト&スリッパークラッチ、クイックシフトシステム、トラクションコントロールシステム、クルーズコントロール、YCC-T(ヤマハ電子制御スロットル)、D-MODE(走行モード切替システム)など、様々な先進的な技術が盛り込まれている。

エンジンは、「MT-09」をベースにした水冷・4ストローク・DOHC・4バルブ・直列3気筒。最高出力116PS、最大トルク8.9kgf・mで、車両重量263kgのナイケンをスムーズに加速させていく。

見た目も中身も、ほかとは一味違う。そんなバイクを探しているなら、“攻めのLMW”であるナイケンのリストアップは必須だ。