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XJR1300(ヤマハ)

ヤマハ/XJR1300

XJR1300は、空冷最大排気量をさらに進化させたネイキッドモデル。空冷4気筒では初、YZF-R1と同じ技術によるメッキシリンダーを採用することで放熱性を改善。外観デザインも進化し、テールカウルの形状やワイラックスのシートも変更を受けた。

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空冷最大排気量をさらに進化させた「XJR1300(RP01J)」

オーバーナナハンが解禁となり、1992年に登場した水冷のCB1000SF(SC30)と空冷のゼファー1100(ZRT10A)がリッターネイキッドのパイオニアとなったわけだが、1994年に登場した空冷最大排気量を誇ったXJR1200(4KG)や、国内モデルのGSX1100Sカタナ(GU76A)がラインアップしたことで各メーカーが出揃い、その後のラインアップの充実化はご存知の通りだ。スズキやカワサキはモデルを追加していく中、ホンダとヤマハは排気量アップのフルモデルチェンジで対抗し、その中で登場したのがXJR1300(RP01J)となる。

1250ccに排気量アップしたことで空冷最大排気量の名はキープ。2001年にGSX1400(GY71A)が登場するまでは、リッターネイキッドの中でもCB1300SF(SC40)と並んで最大排気量を誇っていたのだ。空冷4気筒では初、YZF-R1と同じ技術によるメッキシリンダーを採用することで放熱性を改善。フルアジャスタブルのオーリンズ製リアショックやブレンボの対向4ポットキャリパーを採用するなど足回りも充実化。外観デザインも進化し、テールカウルの形状やワイラックスのシートも変更を受けた。しかし、より注目すべきは2000年のRP03J型で、ほぼフルモデルチェンジに近い変更を受けた。

このRP03J型は8kgの軽量化に成功し、XJRのイメージはしっかり残しながら、外装も一新している。間違いなく軽快性や動力性能は向上している。さらに2003年にはFZS1000と同型の軽量ホイール、イモビライザー、ディンプル加工シートなどを採用したマイナーチェンジ。2005年からはエンジンがシルバーとなり、ヤマハ50周年記念モデルも限定発売されるなど、同じXJR1300でもRP03J型は充実しており、完成度も高い。ゆえに、台数も多く選択しやすいが、より安価に「空冷最大排気量」を味わいたいならRP01Jも捨てがたい。